ルースワイヤー(ワイヤーラッピング)のペンダントヘッド

レシピNO.23 フレーミングワイヤー(ベゼルワイヤー)を使った天然石ペンダント

天然石のルース(裸石)、アーティスティックワイヤーやマクラメなどで加工してアクセサリーにしたりしていますが、いいものを見つけました!

ルースに1周まくだけの「フレーミングワイヤー(ベゼルワイヤー)」です。

フレーミングワイヤーでラッピングしたクリソコラペンダントトップ

フレーミングワイヤーでラッピングしたクリソコラペンダントトップ

天然石・パワーストーンのルース

穴の開いていない石をアクセサリーにするのって、以外と手間がかかってしまいますが

幅のあるワイヤー状になっていて、石を留めるための爪がついているフレーミングワイヤーは簡単に使えて良いです。

クリソコラのフレーミングワイヤーペンダント

フレーミングワイヤー・ベゼルワイヤー フレーミングワイヤーです。

ワイヤーの幅より厚みのあるルースは爪がひっかからないので使用できません。
フレーミングワイヤーのサイズ・厚み フレーミングワイヤーMサイズはワイヤー幅:4mm 爪:1mm

上画像:ラベンダーヒスイ(横6mm×縦11mm×厚さ5mm(一番厚みのある所)・カボション)

Lサイズ ワイヤー幅:5mm 爪:2mm

下画像:クリソコラ

(横20mm×縦30mm×10mm(一番厚みのある所)・カボション)

 

使用したルースのサイズを参考にして下さい。上記のような、ラベンダーヒスイのように小さいルースでは、フレーミングワイヤーが割りと硬いので作業はしづらいと感じましたが、しっかりと留まっているようです。クリソコラくらいのサイズのほうが作業はやりやすいです。

ただ、このクリソコラのルースの厚みは縁の方は5mm~8mm程度あって、爪がちゃんとひっかっかっている部分とそうでない部分があります。

後ろから、ちょっと力を入れて押してみましたが、ピタリと巻いてある事もあり、すぐにはずれてしまうという事はなさそうですが。5mmを超える厚さのルースは、石の形状によっては使えるものとダメなものがありそうです。

【フレーミングワイヤーで作るクリソコラのペンダントトップ】作り方

材料:クリソコラのルース(サイズは上のものと同じ)、フレーミングワイヤーLサイズ、アーティステックワイヤー24番、バチカン

アーティスティックワイヤーアーティスティックワイヤー
バチカンバチカン

今回は開閉式じゃなく閉じたもの
フレーミングワイヤー使い方1まず、フレーミングワイヤーをルースの周りに沿わせてぴったり巻いて、穴と爪の模様が合うようにニッパーでカットします。

ルース周りのサイズと同じ長さか、ちょっと短めでないと、石が抜けてしまうので気を付けて下さい。

フレーミングワイヤー使い方2天辺の穴にアーティスティックワイヤーを通してペンチで挟んでワイヤーを二つ折りのようにします。


フレーミングワイヤー使い方3丸ペンチで上5mmくらいのところで挟み、くるりとワイヤーを回して丸くします。

バチカンなどは、後から付ける方はこのまま根本にに向かってグルグルとワイヤーを巻きつけていきます。

好みで、2~3回。

 

今回はグルグル巻く前に、バチカンを通します。


フレーミングワイヤー使い方43回グルグルと下に巻きます。


フレーミングワイヤー使い方5裏で、カットしたら、グルグル巻いた隙間にワイヤーの端を押し込んでください。

爪が浮いているようでしたら、石が割れたり傷つかないようペンチで軽く挟んで倒します。

出来上がりです!


天然石・パワーストーンのルース(裸石)こんなカットがキレイなトパーズのルースもかわいいピアスに加工出来そうです。

 

 


天然石・パワーストーンのルース(裸石)をフレーミングワイヤーで加工