天然石のルース(裸石)、アーティスティックワイヤーやマクラメなどで加工してアクセサリーにしたりしていますが、いいものを見つけました!
ルースに1周まくだけの「フレーミングワイヤー(ベゼルワイヤー)」です。
穴の開いていない石をアクセサリーにするのって、以外と手間がかかってしまいますが
幅のあるワイヤー状になっていて、石を留めるための爪がついているフレーミングワイヤーは簡単に使えて良いです。
フレーミングワイヤーです。
ワイヤーの幅より厚みのあるルースは爪がひっかからないので使用できません。
フレーミングワイヤーMサイズはワイヤー幅:4mm 爪:1mm
上画像:ラベンダーヒスイ(横6mm×縦11mm×厚さ5mm(一番厚みのある所)・カボション)
Lサイズ ワイヤー幅:5mm 爪:2mm
下画像:クリソコラ
(横20mm×縦30mm×10mm(一番厚みのある所)・カボション)
使用したルースのサイズを参考にして下さい。上記のような、ラベンダーヒスイのように小さいルースでは、フレーミングワイヤーが割りと硬いので作業はしづらいと感じましたが、しっかりと留まっているようです。クリソコラくらいのサイズのほうが作業はやりやすいです。
ただ、このクリソコラのルースの厚みは縁の方は5mm~8mm程度あって、爪がちゃんとひっかっかっている部分とそうでない部分があります。
後ろから、ちょっと力を入れて押してみましたが、ピタリと巻いてある事もあり、すぐにはずれてしまうという事はなさそうですが。5mmを超える厚さのルースは、石の形状によっては使えるものとダメなものがありそうです。
【フレーミングワイヤーで作るクリソコラのペンダントトップ】作り方
材料:クリソコラのルース(サイズは上のものと同じ)、フレーミングワイヤーLサイズ、アーティステックワイヤー24番、バチカン
アーティスティックワイヤー
バチカン
今回は開閉式じゃなく閉じたもの
まず、フレーミングワイヤーをルースの周りに沿わせてぴったり巻いて、穴と爪の模様が合うようにニッパーでカットします。
ルース周りのサイズと同じ長さか、ちょっと短めでないと、石が抜けてしまうので気を付けて下さい。
天辺の穴にアーティスティックワイヤーを通してペンチで挟んでワイヤーを二つ折りのようにします。
丸ペンチで上5mmくらいのところで挟み、くるりとワイヤーを回して丸くします。
バチカンなどは、後から付ける方はこのまま根本にに向かってグルグルとワイヤーを巻きつけていきます。
好みで、2~3回。
今回はグルグル巻く前に、バチカンを通します。
3回グルグルと下に巻きます。
裏で、カットしたら、グルグル巻いた隙間にワイヤーの端を押し込んでください。
爪が浮いているようでしたら、石が割れたり傷つかないようペンチで軽く挟んで倒します。
出来上がりです!
こんなカットがキレイなトパーズのルースもかわいいピアスに加工出来そうです。